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[バドミントン:S/Jリーグ2019 TOP4トーナメント]
◇12月21日(土)、22日(日) ◇富山県高岡市・東洋通信スポーツセンター
S/Jリーグ2019の優勝チームを決めるTop4トーナメントが富山県高岡市で開催され、女子Jブロック全勝の日本ユニシスチームが準決勝でアメリカンベイブ岐阜を下して決勝に進出。決勝では昨シーズン敗れた再春館製薬所を2-1で下して、2年ぶり6度目の優勝を果たしました。
チームキャプテンの髙橋礼華はリーグ戦の4試合中2試合、TOP4の準決勝、決勝の計4試合に松友美佐紀選手とのペアで出場し全勝。優勝に大きく貢献し、2人揃ってMVPを受賞しました。
髙橋は、自身のツイッターで優勝を報告。
久しぶりの優勝、MVP❤️❤️
やっぱり団体戦の優勝は嬉しい✌️✌️
みんなのおかげで昨日の試合は本当に乗り越えられた!
本当にありがとう❤️
改めてユニシス最高❤️大好き❤ pic.twitter.com/3Mzf6w7N6I— 高橋礼華 (@ayataka419) 2019年12月23日
決勝第1ダブルス第2ゲームの終盤、レシーブの際に右足を伸ばして痛めながらもファイナルゲームを勝ちきった試合について「みんなのおかげで昨日の試合は本当に乗り越えられた!」と、“チームの力”に感謝していました。
TOP4の髙橋・松友ペアの試合は、準決勝のアメリカンベイブ岐阜戦では世界選手権2位、世界ランキングでも2位の福島由紀・廣田彩花ペアと、決勝の再春館製薬所戦では来シーズンからのA代表入りが決まっている志田千陽・松山奈未ペアが相手で、チームのためにも負けられないエース対決でした。
特に、準決勝の福島・廣田戦は、両ペアとも持ち味を存分に発揮した世界トップレベルのラリーが続き、どちらが勝つかまったくわからない白熱した試合となりました。第1ゲーム、16-17から攻守が何度も入れ替わる129回(!)のラリーでは、最後に髙橋のスマッシュがネットにかかり惜しくもポイントを失いました。しかし、この長いラリーが4人のスタミナを削り、その後の試合展開に影響を与えたように思います。すなわち、リオの決勝を思い出すような16-19からの逆転劇。究極の戦いの中で、ミスがなくなりコンビネーションも発揮した髙橋・松友ペアに対し、福島・廣田ペアは早い段階でミスが出てポイントを失います。髙橋・松友ペアは一気に5連続ポイントで逆転し、第1ゲームを21-19でものにしました。
試合の流れは第2ゲームも変わらず、序盤リードされる展開もインターバルを挟んで6連続ポイントで逆転し突き放すと、インターバル後は相手に連続ポイントを1度しか許さずに21-16で勝ち切ることに成功しました。第2ゲームも、0-2からの92回のラリー(最後は髙橋の中央へのドロップで相手がお見合いの形になり得点)、ポイントは失ったものの14-12から93回のラリー、17-14からの50回のラリー(最後は髙橋がスマッシュの打ち分けで崩し、浮いたシャトルを松友選手が角度のある強打で仕留め得点)など、4人の多彩なショットの応酬が非常にハイレベルで、その中には髙橋・松友ペアらしいコンビネーションも多く見られた素晴らしい内容でした。
決勝戦は、志田・松山ペアの思い切りのいい攻撃に押され、準決勝と比較すると、ミスもありましたが、粘り強く戦って第2ゲームでは2-9と最大7点差を逆転。前述した髙橋が足を痛め心配されたファイナルゲームでは、松友選手が髙橋をかばうかのように縦横無尽に動き回り、髙橋も要所ではしっかりとショットを決め、21-11と圧倒してチームに1勝をもたらしました。
2人は、年末年始にかけ、日本代表の合宿を経て、年明けのマレーシアマスターズへ向かいます。最後までベストを尽くして戦うことを誓っている髙橋・松友ペアに、来シーズンも温かいご声援をお願いいたします。
◇試合結果◇
21日/準決勝 日本ユニシス◯2-0 vs アメリカンベイブ岐阜
第1ダブルス/髙橋礼華・松友美佐紀◯21-19,21-16 vs 福島由紀・廣田彩花
22日/決勝 日本ユニシス◯2-1 vs 再春館製薬所
第1ダブルス/髙橋礼華・松友美佐紀◯16-21,21-19,21-11 vs 志田千陽・松山奈未
※日本ユニシスが2年ぶり6回目の優勝!髙橋・松友ペアはMVP!
(写真は全日本総合での試合より。S/Jリーグ北都銀行戦のレポートはこちら)
03-5288-5561