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[テニス グランドスラム:全仏オープン]
◇6月8日(金)、10日(日) ◇フランス/パリ ローランギャロス
テニスの全仏オープン女子ダブルスで第1シードを破って4強入りした穂積絵莉と二宮真琴選手(ともに橋本総業ホールディングス)のペアが、準決勝では、第8シードのチャン・ハオチン(台湾)/ ヤン・シン(中国)を相手に、素晴らしいコンビネーションに加え、それぞれが完璧なプレーを見せ、6-2,6-2で勝利。日本人女子のペアとして史上初のグランドスラム決勝進出を決めました。
決勝の相手は、チェコ人同士の戦いを制した第6シードのバルボラ・クレチコバ/カテリナ・シニアコバ(ともにチェコ)ペアに決まり、センターコートのフィリップ・シャトリエで、大会最終日の10日、現地時間の11時40分過ぎに女子ダブルス決勝が始まりました。
穂積・二宮ペアは、準決勝までと比べると、少しプレーに硬さは見られたものの、キープ率高く勝ち進んできた相手のサーブをいきなりブレークすることに成功します。しかし、続く穂積のサーブでブレークバックを許すと、先にリードされる苦しい展開に。3-5で迎えた相手のサーブでは、3度のブレークポイントで追いつくチャンスでしたが決めきれず、3-6で第1セットを奪われてしまいました。
第2セットも最初のゲームをブレークされてしまいますが、その後は相手に負けない穂積のストロークや、二宮選手のロブなど、いいプレーも数多く見られ、決勝らしい緊迫したゲームに持ち込みます。それでも、あと少しのところで追いつくことはできず、このセットも3-6で落とし、セットカウント0-2でゲームは終了しました。
穂積・二宮ペアは、惜しくも優勝には手が届きませんでしたが、日本人同士の女子ペアとして初のファイナリストに相応しく、最後まで勝利を目指し戦い抜いて、素晴らしい準優勝で全仏オープンを終えました。
試合後すぐの表彰式で、穂積は、ファイナリストだけが許される敗戦後のコート上でのスピーチを行ないました。勝者への賛辞と応援への感謝を述べ、「私のチームに感謝します。自分の力を信じさせてくれました。ローランギャロスに来てくれた皆さん、日本の皆さんありがとう」と結びました。
自身のツイッターでも次のように綴っています。
たくさんの応援ありがとうございました!
本当に楽しく、濃い2週間でした。
まさか自分がグランドスラムの決勝の舞台に立つ日がこんなに早く来るとは思っていませんでした。みんなの応援が本当に嬉しかった。
本当に幸せです。みんなありがとう! pic.twitter.com/cNNrs8t20m
— Eri Hozumi × 穂積絵莉 (@hozumieri) 2018年6月11日
◇試合結果◇
30日/1回戦○6-0,6-4 vs P.Hercog(SLO) / A.Van Uytvanck(BEL)
2日/2回戦○2-6,6-2,6-0 vs R.Atawo(USA) / AL.Groenefeld(GER)
4日/3回戦○6-1,6-2 vs G.DABROWSKI(CAN) / Y.XU(CHN)
6日/QF○7-6(4),6-3 vs T.Babos(HUN)/ K.Mladenovic(FRA)
◎試合レポートはこちら
8日/準決勝○6-2,6-2 vs H-C.CHAN(TPE)/ Z.YANG(CHN)
10日/決勝●3-6,3-6 vs B.Krejcikova / K.Siniakova(ともにCZE)
03-5288-5561