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[ITUパラトライアスロンワールドカップ]
◇8月17日(土) ◇東京・お台場海浜公園スタート/フィニッシュ
2020東京パラリンピックのテスト大会を兼ねて開催されたパラトライアスロンのワールドカップに谷真海(サントリー)が出場し、PTS4クラストップのエルムリンガー選手(アメリカ)と約5分差の2位、1時間15分14秒でフィニッシュしました。
コースの水質検査で大腸菌の数値が基準値の2倍を超えたことでスイムが中止となり、代わって2.5kmのラン、20kmのバイク、最後に再び5kmのランのデュアスロンとなった大会は、8時20分スタートと開始時間も遅く、スタートから約30度の過酷な暑さの中での戦いとなりました。
今シーズンは少しでもトランジションのタイムを短縮するため、バイクとランで同じ義足を使用することを試していましたが、ラン用の義足でのバイクは予想以上に難しく、この大会からはそれぞれの義足に戻すことに。谷はレース後、「ラン、バイク、ランというのはいつも以上に足の負担が大きく、バイクで疲れてしまった」と話していて、レースの中でバイク用義足に戻した効果を確認するのは困難だったのかもしれません。
それでも、勤務先であるサントリーの前もコースとなっている大会だったことで、「コースでの途切れることない応援がなかったら、最後のランで棄権していたかもしれません。“ホームっていいな”と実感しました。東京パラの開催クラスPTS5とのタイム差も大きく、モチベーション管理が難しいと感じることもありますが、やはりここは私のホームと実感。来年出られることを信じて、前進していきたいです」と前を見据えました。
03-5288-5561