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トランポリンのオリンピックレース初戦のW杯で上山容弘は9位も、収穫十分

2019.02.20 試合結果

[FIGトランポリンワールドカップ 「AGF Trophy 2019」]
◇2月16日(土)、17日(日) ◇アゼルバイジャン/バクー

 

 アゼルバイジャンのバクーで開催されたトランポリンのワールドカップで今シーズンの初戦を迎えた上山容弘(ベンチャーバンク)は、予選の第1自由演技51.275点、第2自由演技59.940点計111.215点で9位となり、惜しくも8人による決勝に進むことはできませんでした。

 

 この得点は予選に出場した日本人選手の中で3番目だったため、もし、8位でも決勝進出はかないませんでした。それでも、日本人2位の外村選手との得点差はわずか0.12点で、決勝での演技に近い構成で臨む第2自由演技の得点は、日本人1位の全体5位で、悲観するものではありません。

 

 上山は下記のように自身のツイッターで結果を報告。「演技の出来としては悪くありませんでした。この試合にかけていただけにショックは大きいですが、十分な収穫を得る事が出来たので腐らず次に向けて頑張ります」と前向きです。アップされているのは第2自由演技の動画ですので、ぜひご覧ください。

 

 

 なお、トランポリン競技は、この大会からオリンピックレースがスタート。東京オリンピック出場枠は、今年の世界選手権で決勝に残った国に1枠が与えられ4~8枠が決まり、世界選手権で出場枠を得られなかった大陸への大陸枠が最大4枠、そして、来年4月までのワールドカップ6大会中ベスト4大会のポイントで残る2~9枠が決まります。開催国枠を使用せず(使用できるのは男女どちらか1枠)に2枠の出場権を確保するには、ワールドカップでの好成績が必要となります。