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ジャパンウイメンズオープンのダブルスで穂積絵莉がWTAツアー2勝目&今季初優勝!

2018.09.19 試合結果

[花キューピットジャパンウイメンズオープンテニス]
◇9月8日(土)~16日(日) ◇広島市安佐南区・広島広域公園テニスコート
◇大会グレード:WTA International

 

 広島で初開催となったテニスの国際大会「ジャパンウイメンズオープン」で、穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)が、全米オープンのダブルスでベスト4と活躍した中国のジャン・シューアイ選手とペアを組み、4試合を戦い1セットも落とさずに勝利を重ね、優勝しました。

 

 穂積のWTAツアー優勝は、加藤未唯選手とのペアで制した2016年4月カトヴィツェでのWTAインターナショナル大会以来2勝目で、ITF大会などの下部カテゴリーを含めても今シーズンの初優勝です。

 

 決勝戦は、これまで何度もペアを組み多くの実績を残した加藤未唯選手(ザイマックス)、そして今年の全仏オープンでペア組み決勝進出を果たした二宮真琴選手(橋本総業HG)の二人との対戦で、お互いに負けたくないという気持ちがぶつかり合っているかのような白熱した好ゲームとなりました。

 どちらが取ってもおかしくないポイントが数多くありましたが、ベースラインからのストロークでしっかりゲームを作った穂積と、大事なポイントを決めきるジャンのプレーが噛み合って相手にペースを渡さず、6-2,6-4のストレートで勝利し、優勝を決めました。

 


 表彰式での優勝スピーチで穂積は、大会スポンサーと大会スタッフへ感謝を述べたあと、決勝を戦った二人へ言葉を掛けました。「組んだことのある二人とネットを挟んで対戦するのは新鮮だったんですけど、すごく楽しかったし、決勝という舞台で戦えたことがすごく嬉しいです」

 

 そして、開催地広島の方々に向けて、「今回、広島で開催される大会に出場するにあたり、7月に起きた西日本豪雨災害で被災された方々が、テニスを見て少しでも前向きな気持になれたり、元気になれたらと思ってこの1週間一生懸命プレーしました。少しでも皆さんにその気持ちが届いていたら嬉しいです。今日はありがとうございました」と、思いを伝えました。

 

 自身のフェイスブックでも思いを綴っています。ぜひご覧ください。

 

◇試合結果◇
・ダブルス ※パートナー:ジャン シューアイ選手(中国)
12日/1回戦  ◯6-3,6-2 vs ハン・シンユン(CHN)/ルクシカ・クムクム(THA)
13日/準々決勝 ◯6-4,6-2
         vs モニク・アダムザック/ジェシカ・ムーア(ともにAUS)
15日/準決勝  ◯6-1,6-4 vs 青山修子(近藤乳業)/ドゥアン・インイン(CHN)
16日/決勝   ◯6-2,6-4 vs 加藤未唯(ザイマックス)/二宮真琴(橋本総業HG)
        ※4戦ストレート勝利で、今シーズン初優勝!
・シングルス
8日/予選1回戦 ●0-6 棄権 vs Arina RODIONOVA(AUS)