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8月6日に、IPC(国際パラリンピック委員会)が2020東京パラリンピックの実施種目を決定したとのニュースが報じられました。パラトライアスロンの実施種目8種目の中に、谷真海(サントリー)の障害クラスPTS4はありませんでした。
多くのパラ競技では、その選手の障害クラスが採用されていなくても、障害の軽いクラスに出場することは認められています。障害の軽いクラスに出場する場合は、より厳しい戦いを勝ち抜かなければなりませんが、パラリンピックの出場自体は可能です。
しかし、パラトライアスロンは、障害クラスが違う選手の出場を認めておらず、現状の規定のままでは谷の東京パラリンピック出場の道は閉ざされることになってしまいます。
競技を転向し、昨年の世界選手権では日本人初の金メダルを獲得。東京パラリンピック出場を目指してトレーニングに励んできた谷は、今回の決定にショックを受けています。
しかし、来週末のスイスローザンヌ大会、来月のゴールドコーストでの世界パラトライアスロン選手権など、今シーズン予定していた大会に出場しながら、「東京パラリンピックへの出場に道が開かれるよう、JTU(*)とともに働きかけを行なっていく」と話し、諦めてはいません。(* JTU=日本トライアスロン連合)
この件につきましては、下記の関連報道も合わせてご覧いただけますと幸いです。新たな報道記事につきましても今後こちらに追記していく予定です。
<関連報道>
・あまりに残酷で理不尽 東京パラ 谷真海の不出場はこのままでいいのか(産経新聞)
・谷真海「除外」も前向き JTUが全選手に門戸求め(日刊スポーツ)
・東京パラの顔谷真海に悲報、東京パラに出られない(日刊スポーツ)
・東京最終プレゼン、谷選手の種目外れる パラリンピック(朝日新聞)
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