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■「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」
■1月26日(金)
■練馬区立八坂小学校
東京都教育委員会が主催する「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」で高橋勇市が講師を務め、練馬区立八坂小学校の4年生から6年生を対象に講演し、6年生には実技指導の授業も行ないました。
講演では、まだ目が見えていた小学校6年生の時にマラソン大会で1位になり、オリンピックの金メダリストになりたいと思ったと話しました。その後、難病を患い「ハタチで失明します」と言われ、自殺を考えた時、母親に「生きていたら必ずいいことがある。将来医学が進歩したら私の目と取り替えてあげるから、どうか生きていて欲しい」と言われて踏みとどまったこと。アトランタパラリンピックで日本人が初めて金メダルを獲ったというニュースで、パラリンピックの存在を知り、再び地道に走りはじめ、アテネパラリンピックで子供の頃の夢を実現できたと話しました。
実技の時間には、児童の皆さんがアイマスクを使いブラインドランナーとガイドランナーを体験してもらいました。最後に高橋は、「夢に向かって努力すれば必ずかないます。皆さんも頑張ってください」、「私はホームから2度落ちたことがあります。もし白い杖をついている人をみかけたら、『手を貸しましょうか?』と声をかけて、今日やったみたいに、肩を貸していただけると私達はとても助かります」と、子供たちに2つのお願いをして授業を終えました。
03-5288-5561