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■「自治労第4回現業政策集会」
■7月22日(土)
■名古屋市昭和区・名古屋市公会堂
星奈津美が「自治労第4回現業政策集会」にて「競泳人生で学んだ大切なこと~心も身体も健康であること~」をテーマに講演を行ないました。
3度のオリンピック出場の競泳人生を通して学んだこととして、まず「チームワーク」「具体的な目標を作ること」をあげ、何よりも大事なのが「心も身体も健康であること」と話しました。
リオオリンピック前年の世界水泳で競泳女子初の金メダルを獲得したことで、モチベーションの保ち方がわからなくなってしまった。ひとり思い悩んでいた時、平井コーチに「弱音を吐いてもいいんだ。吐き出すことで自分の弱さを認めることも大事。俺が全て受け止めてやる」と声を掛けられ、一気に気持ちが楽になり、翌年の2度目のメダル獲得につながったと、エピソードを紹介しました。
質疑応答では、「心が折れないようにするために何か具体的な方法はありますか?」との質問に、「感謝は究極のプラス思考」と答えました。初めて出場した2011年世界選手権は、3位とわずかの差で4位に。メダルに届かず落ち込んでいた時、「これがオリンピックじゃなくて良かったじゃないか」と言ってくれる人がいて、「たしかにメダルが獲れていたら油断してしまったかもしれない。この悔しさをバネにオリンピックまでもっと頑張ろうと思えたから、翌年ロンドンオリンピックでメダルを獲ることができた」と、4位だったことプラスに捉えたと話しました。
現役を引退した今でも、「今の自分に起こったことは、どんなことでも自分にとって必要なことと考え、日々起こったことをポジティブに変換して感謝するようにしています」と述べました。
03-5288-5561