略歴

• 奈良県橿原市出身。鴨公小学校2年時から野球を始め、中学時代は香芝ボーイズに所属し全国大会に出場。青森山田中学校へ転入後、内部進学した青森山田高等学校では急激な身長成長の影響で慢性的な故障に悩まされ、控え投手に甘んじるも、甲子園には2度出場した。日本大学進学後は、リハビリとウエイトトレーニングに本格的に取り組み、基礎体力を徹底的に強化。3年春から主戦投手として活躍し、4年春には東都大学野球二部リーグで4勝を挙げ最優秀投手に選出。入れ替え戦では完封勝利を挙げ、一部昇格に大きく貢献した。
  JR東日本入社後、投手コーチの助言を受けオーバースローへ投球フォームを変更。これにより潜在能力が開花し、社会人1年目の2012年、都市対抗野球大会では準優勝に貢献。大会史上10年ぶりとなる久慈賞（敢闘賞）・若獅子賞（新人賞）の同時受賞を達成した。さらに同年の社会人野球日本選手権でも準優勝・敢闘賞を獲得し、社会人野球界を代表する投手として評価を高めた。
• 2013年のドラフト会議で、オリックス・バファローズから単独1位指名を受け入団。プロ入り後は先発、中継ぎ、抑えと多様な役割を担い、2016年には救援として54試合に登板しチーム最多の21ホールドを記録。2017年9月にはプロ初完封勝利を挙げ、2018年には自己最多となる58試合に登板するなど、勝利の方程式を支える存在として活躍した。
  2021年オフに戦力外通告を受け、2022年からはベースボール・チャレンジ・リーグの新潟アルビレックスBCへ移籍。同シーズンに地区最多セーブを記録し、タイトルを獲得。2024年にはチームがNPBファームリーグ（イースタン・リーグ）へ参加する中、投手キャプテンとして36試合に登板し、若手投手陣を牽引した。
  2024年8月より台湾プロ野球・台鋼ホークスへ移籍。2025年シーズン終了をもって同球団を退団し、新たなステージへ向けて活動の幅を広げている。