略歴

• 3歳から空手を始める。中学生の時に総合格闘技に転向すると17歳でRIZINアマチュア大会優勝。その後プロデビューし、PANCRASEトーナメントフライ級で優勝したが、身体が成長過程にある時期に過度な減量を繰り返したことで過食症のような病状を引き起こし、計量前日に脱水で倒れ、計量オーバーによる失格。一度は競技から離れるも、現所属ジムの会長の勧めでキックボクシングに転向。総合格闘技のキャリアを一時中断し、キックボクシングでの王者を目指した。
  
  2019年20歳の時にキックボクシングデビュー。2020年2月に本格参戦を果たすと、2021年7月にトーナメントの決勝で試合開始わずか43秒KO勝ち。初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座を手に入れた。
  
  その後は「キックと総合格闘技の二刀流を目指す」と宣言し、総合格闘技へ再挑戦。2021年9月総合格闘技再起戦及びRIZIN初出場の試合では1R20秒でTKO負けを喫するも、第2戦以降はRIZINで5連勝を飾る。
• 2023年6月当時のフェザー級王者とのタイトルマッチでは、相手の計量オーバーによる失格でノーコンテストに。翌月7月の超RIZIN.2には4日前に緊急参戦が決定。現Bellatorフェザー級王者を得意のパンチでリングに沈め、会場に稲妻を落とした。同年11月、アゼルバイジャンで開催されたRIZIN LANDMARK 7でチャンピオンベルトへの再挑戦。見事1RKO勝利し、第5代RIZINフェザー級王者となった。
  
  リングに上がる傍ら、試合後は児童養護施設に訪問やファイトマネーの一部で子どもたち対象にイベントを開催。王者になった現在も変わらず「子どもたちに未来を見せたい。真面目にやっている人が報われる格闘技を目指したい。真剣に格闘技をやっていけば夢をかなえられるという格闘技業界を俺が作りたい」と、格闘家の在るべき姿を追い求めて、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。