Shah Hussain Shah
オリンピック2大会出場。日本の侍魂を持ったパキスタン国籍の柔道家
1993年にイギリスで生まれ、2歳で来日。父はボクシングのパキスタン代表として五輪に出場し、国民栄誉賞を授与された国の英雄。父のようなトップアスリートになることを夢見て5歳から柔道をはじめ、小学校から大学まで日本の学校に通いながら柔道に励む。
高校2年の時に東京で開催された世界選手権で1勝を挙げると、大学2年時と4年時にはアジア選手権で3位に入るなど世界を舞台に活躍し始め、2016年にはリオデジャネイロ五輪への出場権を得て親子2代でオリンピアンという偉業を達成。東京五輪の代表にも選出され、オリンピック2大会連続出場を果たした。
シャーフセインシャーの力の源は、パキスタン国民への想い。自身が柔道で結果を残し、国の人々に勇気や感動を与えることでパキスタンの発展に繋がるという信念が彼をオリンピアンへと成長させた。
現在も柔道の普及活動や講演会を中心に、パキスタンとの架け橋となるために日本で精力的に活動している。
2013年 | アジア選手権 | 3位 | |
グランプリ・チェジュ | 5位 | ||
グランプリ・チンタオ | 5位 | ||
2014年 | 南アジア選手権 | 優勝 | |
コモンウェルス大会 | 準優勝 | ||
アジア競技大会 | 5位 | ||
2015年 | アジア選手権 | 3位 | |
2016年 | 南アジア選手権 | 優勝 | |
リオデジャネイロオリンピック | 出場 | ||
2019年 | グランドスラム・アブダビ | 5位 | |
2021年 | アジア・オセアニア選手権 | 7位 | |
東京オリンピック | 出場 |
【日本とパキスタンの架け橋へ】
パキスタン初となる柔道でオリンピック出場を果たした競技人生のなかで、彼には新たな夢が生まれていた。まだまだ貧しい母国からの支援は厳しいなかで、国境を超えて多くの方々の支えがあったからこそ柔道で戦い続けることが出来た。人の優しさに触れ、彼が感じたことは母国パキスタンの子供たちに夢と希望を与えること。スポーツに取り組みたいと思っている若者や子供たちの可能性を広げることこそが、彼の夢であり、目標でもある。
日本で育ち、パキスタン代表としてオリンピックに出場したことで、日本とパキスタンの架け橋になりたいという想いが強くなった。両国の文化の違いや交流について、彼の経験をもとに話している。
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