Mara Yamauchi
外交官として4年、日本人の妻としてプロランナーとして5年の計9年日本に滞在。北京・ロンドン2大会連続オリンピック女子マラソンイギリス代表
11歳の時にテレビでみたロサンゼルスオリンピックの時から、オリンピックに出場することが夢になった。ランニングが得意でオックスフォード大学ではクロスカントリー部に所属。外交官となり一時は本格的ランニングから離れたが、29歳の時にオリンピック出場の夢を実現するために、マラソンに本格的に取り組み始めた。
35歳で夢のオリンピック出場を果たし、北京オリンピック6位入賞。祖国で開催されたロンドンオリンピックにも出場した。
2013年2月に現役を引退し、以前の職場であった英国外務省に外交官としての職務に復帰したものの9月に退職。今後はイギリス、日本両国でスポーツ健康推進活動を行なっていく。
1973年~1982年 | 8歳までケニアのナイロビに在住 ※名前「マーラ」は、両親が25年間過ごしたケニヤを流れるマラ川が由来。 |
1995年6月 | オックスフォード大学セントアンズ校 政治経済学部卒業 |
1996年6月 | ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス(LSE)政治経済学 修士課程修了 |
1996年10月 | 英国外務省入省 |
1998年9月 | 日本へ赴任。駐日英国大使館日本語研修所にて日本語研修 |
1999年10月 | 駐日英国大使館 2等書記官 政治部就任 |
2002年12月 | 日本赴任終了。英国に帰国1等書記官 |
英国に帰国後、英国外務省のフレッキシブルワーキング制度により、ジョブシェアリングやパートタイム勤務により就業時間を少なくし、職務とランニングの両立をはかる。 | |
2006年1月~ | 北京オリンピックを目指しランニングに専念するため休職し、日本を拠点に活動 |
2011年2月~ | ロンドンオリンピックを目指すため、イギリスを拠点に活動 |
1998年 | イングランドクロスカントリー選手権 | 優勝 |
2005年 | 世界選手権ヘルシンキ大会 | 女子マラソン 英国代表 18位、団体銅メダル |
東京国際女子マラソン | 5位 | |
2006年 | 英連邦選手権メルボルン大会 | 女子1万m イングランド代表 銅メダル |
2007年 | 札幌国際ハーフマラソン | 2位 |
世界選手権大阪大会 | 女子マラソン 英国代表 9位 | |
山陽女子ハーフマラソン | 2位 | |
2008年 | 北京オリンピック | 女子マラソン英国代表 6位入賞 ※英国女子マラソン歴代五輪最高順位 |
大阪国際女子マラソン | 優勝 ※フルマラソン初優勝 | |
東京国際女子マラソン | 3位 | |
まつえレディースハーフマラソン | 優勝 | |
2009年 | ロンドンマラソン | 準優勝 |
香川丸亀国際ハーフマラソン | 優勝 | |
まつえレディースハーフマラソン | 優勝 ※連覇 | |
2010年 | ニューヨークシティーハーフマラソン | 優勝 |
青梅マラソン | 優勝 | |
2011年 | 横浜国際女子マラソン | 3位 |
ベルリン10㎞ | 優勝 | |
2012年 | ロンドンオリンピック | 女子マラソン 英国代表(途中棄権) |
5000m | 15分28秒58 | イギリス/ソリフル(2006.6.24) |
10000m | 31分49秒 | オーストラリア/メルボルン(2006.3.21) |
10km | 31分40秒 | 札幌国際ハーフマラソン(2007.7.8) |
ハーフマラソン | 1時間8分29秒 | 香川丸亀国際ハーフマラソン(2009.2.1) |
マラソン | 2時間23分12秒 | ロンドンマラソン(2009.4.26) |
・イギリス陸連認定 ランニングフィットネス・リーダー
・イギリス陸連認定 コーチング・アシスタント
・駐日外交官 日本語スピーチコンテスト優勝(1999年2月)
・「最大限のパフォーマンスを引き出すために」
目標達成までの過程は適切か、環境は整っているか、各々の工程で達成感はあるか、長所と短所の分析と対応はできているか、戦う相手を知っているか、支えてくれている人々(チーム)のモチベーションを高めることができているか、どのようにプレッシャーに対応するかなど。経験を通じて得た自分のパフォーマンスを適切な時と場所で最大限に引き出す方法論について話します。
・「大きな夢を持って(北京とロンドンオリンピックへの道)」
24年間持ち続けた想いを、実現に向けて行動し、マラソン選手としてオリンピック出場という夢を2回叶えました。夢は漠然と持つだけでは実現できません。実際に行動に移すこと、目標を立て生活環境を整えることや、楽しむスタイルを作ることの大切さについて触れます。大きな夢を持ち実現するために、努力し諦めないことの大切さについて話しつつ、自身が経験したオリンピックまでの道のりと、舞台裏の様々な喜怒哀楽についても紹介します。
・「成功へ導くために(英国人として私が学んだこと)」
学業とスポーツで夢を実現できたのは、イギリスの文化と学校教育や両親から教わり導いてもらったことと切り離せません。能力を伸ばすためには、努力やモチベーションが不可欠です。完璧を求めるとかえって逆効果になる場合が多いです。小さな欠点を指摘するのではなく良い点を評価し信頼関係を気づくこと、100%達成していなくても次に進むことなど、様々な要素がやる気を引き立てます。
・「ランニングとマラソン」
ランニングの上達方法論について講演と質疑応答を通じ、トレーニング方法、休養とリカバリー・故障対応・栄養摂取などの体調管理方法、大会出場準備、スポーツ心理を含むメンタルの強化やモチベーションの維持についてなどを話します。また、強化選手として英国陸上連盟から受けたサポートの内容を紹介し、選手が必要とするサポートや、選手自身がサポートを管理しマネージすることの重要性について伝えます。
・「あんことチョコレート(日本で過ごした思い出)」
「初めは羊羹をチョコレートだと思って食べた」。英国外務省の外交官として4年、日本人男性の妻として、またプロのマラソン選手としての5年、計9年間を過ごした日本での出来事や喜怒哀楽について、英国の生活との比較を少々含めながら紹介します。一般論として文化の違う異国で生活することの楽しさや驚き、新しい環境に順応するために経験したことについても話します。
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