略歴

• 石川県能美市出身。地元の英雄・松井秀喜に憧れ野球を始める。青森山田高校では1年春からレギュラー遊撃手として活躍するも、甲子園出場は叶わなかった。
  日本大学法学部に進学後、1年時からベンチ入り。3年秋には東都大学野球リーグでベストナインを獲得し、4年時には主将を務めてチームを牽引し、打率.328、11盗塁と攻守両面で存在感を示した。
  2016年ドラフト会議にて中日ドラゴンズから2巡目指名を受け入団。2017年は開幕戦から「7番・遊撃手」でスタメン出場し、新人ながら141試合に出場。セ・リーグ新人選手で唯一規定打席に到達し、149安打（リーグ歴代新人2位）、20盗塁を記録。セ・リーグ新人王に輝いた。中日内野手の新人王受賞は立浪和義以来29年ぶりの快挙となった。
• 「練習の虫」としても知られ、高校時代は寮の食事時間ぎりぎりまで練習を続け、大学時代も監督に止められるまでバットを振り続けたというエピソードを持つ。真摯な野球への姿勢やユニフォームの着こなしの丁寧さも高く評価されている。
  2022年オフ、砂田毅樹投手との交換トレードにより横浜DeNAベイスターズへ移籍。背番号98は、親交のあった故・木下雄介選手の番号を受け継いだもの。DeNAでは遊撃手に加え、三塁手・一塁手としても出場し、内野の要としてユーティリティ性を発揮。2024年に国内FA権を取得するも行使せず残留を表明し、複数年契約を締結。同年12月には背番号を「9」に変更し、新たなスタートを切った。
  2025年シーズンもチームの内野陣を支える存在として、守備力と経験を武器に安定したパフォーマンスを発揮している。