［テニス：ATPツアー「ストックホルムオープン」］
◇10月14日（月）～20日（日）　◇スウェーデン／ストックホルム

 

　スウェーデンでのATPツアー「ストックホルムオープン」（ATP250）に予選から出場した杉田祐一（三菱電機）は、予選決勝で惜しくも敗れましたが、ラッキールーザーで本戦入りを果たしました。

 

　1、2回戦とも第1セットをタイブレークで先取すると、第2セットも押し切りストレートで勝利し、2017年大会に続いて準々決勝進出を決めました。

 

　元世界ランキング8位のティプサレビッチ選手（セルビア）との準々決勝は、3時間9分、ファイナルセットタイブレークにもつれる大接戦となりましたが、タイプレークを7-4で制したのは杉田で、自身3度目となるツアーでの準決勝進出を果たしました。

 

　杉田はこの試合を次のようにツイッターで振り返っています。

今ここにある全てをコートに置いてくる。
数々の歴史を築いたティプサルビッチ選手に、これが今私にできる最大の恩返し。
今日もまた素晴らしい選手と試合が出来ることはこの上ない幸せです。今日もサポートお願いします。

— 杉田祐一 / Yuichi SUGITA (@sugitayuichi88) October 19, 2019

　そして準決勝。対戦相手は、第4シードのシャポバロフ選手（カナダ）でした。杉田は予選から6試合目、さらには前日の激闘もあり、「正直何も残っていませんでした」とコメントしたとおり疲労はピークに達していたようです。それでも第1セットは先に相手サーブをブレイクし、見せ場を作り5-7,2-6と、残っていない中からも出しきって試合を終えました。以下が試合後のツイートです。

ストックホルムATP250は準決勝敗退となりました。正直何も残っていませんでした。前日ナイトマッチであれだけ痙攣してしまうと戻すのは大変です。しかしながら思い出深い素晴らしい大会になりました。
本日フランスBrestに移動します。残りの大会もベストを尽くします!! pic.twitter.com/38OD8JFIcd

— 杉田祐一 / Yuichi SUGITA (@sugitayuichi88) October 20, 2019

 

◇試合結果◇
予選1回戦 ◯6-2,6-4 vs Enzo Couacaud（FRA）
予選決勝 ●6-1,2-6,3-6 vs Alexei Popyrin（AUS）
　※予選決勝で敗れるも、ラッキールーザーで本戦入り！
15日/1回戦 ◯7-6(6),6-2 vs Elias Ymer（SWE）
16日/2回戦 ◯7-6(6),6-4 vs Stefano.Travaglia（ITA）
18日/準々決勝◯6-2,4-6,7-6(4) vs Janko.Tipsarevic（SRB）
19日/準決勝　●5-7,2-6 vs Denis.Shapovalov（CAN）